ハングルの疑問詞「いつから?どこ?何?誰?」5W1Hを発音から作り方までまとめてチェック
「いつから?」「どこ?」「何?」「誰?」など会話の重要なポイントとなる質問を作る為のワード、疑問詞。ハングルにおいてもとても大切です。疑問詞と漢字で書くととても難しく感じてしまいますが、要はクエスチョン、質問を作る為のワードです。
相手との会話をスムーズにするためには、ハングルでスムーズに言えることももちろんですが、回答するための練習も欠かせませんよね。英語では5W1Hと言って疑問詞を勉強しましたがハングルではどうなのでしょうか。
ワンステップ上のスムーズな会話に欠かせない、「いつから?」「どこ?」「何?」「誰?」などの質問を作る為のハングルの疑問詞を見ていきましょう。
ハングルの疑問詞5W1Hをまとめてチェックしよう
英語の文法で習った5W1H。5W1HとはWho(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)という疑問文を作る為の疑問詞のことです。
英語の場合はそのあとに続く疑問文の作り方も特殊で苦労したのをだれもが覚えていることでしょう。しかし相手に問いかける質問を作る為のワードである5W1Hは、韓国語においてもとても大切なワードです。
ハングルには5W1Hなどという言い方はありませんが、使いこなすことは、ナチュラルな韓国語会話にとっては欠かせないポイントであることは間違いありません。
実はハングルの場合、書き方と発音さえ覚えてしまえば、それほど難しいことはありません。苦手意識を持たずに一覧表で確認して一気にチェック委していきましょう!
ハングルの5W1Hを一覧表で整理
早速ですが一覧でハングルの5W1Hをチェックしていきましょう。読み方も一緒に覚えて読めないということがないようにしましょうね。
英語 | 日本語 | ハングル | 読み方 |
Who | 誰 | 누구 | ヌグ |
When | いつ | 언제 | オンジェ |
Where | どこ | 어디 | オディ |
What | 何 | 무엇 | ムオ |
Why | なぜ | 왜 | ウェ |
How | どのように | 어떻게 | オットッケ |
英語とは違って、ハングルの5W1Hは頭文字に共通する文字が無いのは日本語と同じですね。基本的には一覧で発音と意味を覚えてしまえば、文章を作ることはそれほど難しくはありません。
それはもう少し後で詳しくご紹介します。まずはこの一覧でざっと意味と発音を把握しておきましょう。
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いろいろ形が変わるハングルの「何」
ここで、ちょっと注意しておきたいのが「何=What」にあたる「무엇」です。実は무엇は文章の作り方によって、ハングルでは書き方や発音がころころ変わるちょっと厄介な単語なのです。しかし、英語でも一番最初に勉強した「何=What」は会話においてとても重要です。
ちょっと大変かもしれませんが、例文を見ながらその変化をしっかり覚えておきましょう。
それは何ですか?(丁寧語)
그것은 무엇입니까?(クゴスン ムオシンミカ?)
그것은 뭐에요?(クゴスン ムォエヨ?)
それは何?(タメグチ)
그것은 뭐야?(クゴスン ムォヤ?)
What is that?だけでもこれだけ変化します…ちょっと大変ですね。ここでまず、「무엇」が短くなると「뭐」となることを押さえておいてください。
何が気に入らないの?
뭐가 마음에 안 들어?(モォガ マウメ アントゥロ?)
何をしても大丈夫!
무엇을 해도 괞찮아(ムオスル ケンチャナ)
뭘해도 괞찮아(ムォルヘド ケンチャナ)
何よりもお金が重要。
무엇보다 돈이 중용해(ムォポダ トニ ジュンヨンヘ)
何と言っても映画が好き!
뭐니뭐니해도 영화가 좋아!(モニモニヘド ヨンファガ チョア!)
このように「何」一つだけでもたくさんの変化を見せるのがハングルです。とってもややこしいようにも感じますが、よく考えると日本語も「何」というワードはいろんな変化をしますよね。それだけ活躍する言葉なので仕方ないのかもしれません。
他には「誰」の「누구」も「誰が」の時には「누가」となります。
誰が一番早く起きましたか?
누가 제일 일찍 일어났어요?(ヌガ チェイル イルチッ イロナッソヨ?) こんな風になります。
でも、お気づきの通り、英語のように主語をつけるとか、語順を動詞が先で…などと考える必要はありません。日本語で「何」と使いたい時に、ハングルでもほとんどの場合同じように登場します。そう考えてみると韓国語の方が簡単なはず!頑張りましょう!
5W1H以外の重要なハングルの疑問詞
5W1Hの疑問詞ではありませんが、疑問文で忘れてはいけないハングルが「몇:ミョッ」です。これは数を聞くときに使う大切なハングルです。
出発は何時何分ですか?
출발은 몇시 몇분입니까?(チュルバルン ミョッシ ミョップニンミカ?)
何個必要ですか?
몇 개 필요합니까?(ミョッケ ピルリョハンミカ?)
何人来られますか?
몇명 오실거에요?(ミョンミョン オシルコエヨ?)
何人分注文しますか?
몇인분 추문해요?(ミョインブン チュムネヨ?)
何年生まれですか?
몇녕생이에요?(ミョンニョンセンイエヨ?)
これは日本語の感覚と同じように、数を訪ねるときに単位の前に着けるだけで疑問文が出来るので、作り方は簡単ですよね。ただ日本語では「何」ですが、ハングルでは数の時は「몇」になるということは忘れないようにしてくださいね。
いつから?どこ?何?誰?ハングルの疑問文は日本語と同じ作り方
最後に、「いつから?」「どこ?」「何?」「誰?」と単語で覚えた疑問詞をどうやって文章にするのかの作り方を見ていきましょう。と言っても、特別なルールはありません。しいて言えば、語尾を疑問形に直すという基本のルールさえ知っておけば大丈夫です。
韓国語の語尾は大きくわけて2種類あります。イムニダ体とイエヨ体と呼ばれます。
イムニダ体の場合、疑問文は「입니다/ㅂ니다」を「입니까?/ㅂ니까?」とし、イエヨ体の「아요/어요」は変化することは無くそのまま「?」を付ければ疑問文になるんでしたよね?
その文章に一覧で見た疑問詞をくっつけるだけで疑問文が出来上がります。
日本人ですか?
일본 사람입니까?(イルボン サラミンミカ?)
いつから日本人ですか?
언제부터 일본 사람입니까?(オンジェプト イルボン サラミンミカ?)
誰が日本人ですか?
누가 일본 사람입니까?(ヌガ イルボン サラミンミカ?)
いかがでしょうか。英語の疑問文とは違って簡単ですよね!また語順が少しくらい変わっても大丈夫という点も韓国語と日本語の疑問文は同じです。
いつから韓国にいるんですか?
언제부터 한국에 있습니까?(オンジェプト ハングゲ イッスンミカ?)
韓国にいつからいるんですか?
한국에 언제부터 있습니까?(ハングゲ オンジェプト イッスンミカ?)
「いつまで」が後でも先でも大丈夫です。また「あなたは」などの主語がなくても大丈夫というのも日本語と韓国語の嬉しい共通点ですね。文法には特に気を使わなくてもよさそうですね。
ハングルの5W1H「いつから?どこ?何?誰?」まとめ
ハングルの5W1H「いつから?」「どこ?」「何?」「誰?」などの疑問詞を発音や文章の作り方、変化の仕方などを見てきました。
単語として意味を覚えてしまえば、文章を作ることにはそれほど苦労することはないはずなので、たくさん例文を見て使えるようになりましょう!
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