韓国語コラム | 韓国語の母音を勉強しよう!正しい書き順に発音のコツと二重母音もチェック!

韓国語の母音を勉強しよう!正しい書き順に発音のコツと二重母音もチェック!

今回は、韓国語の母音について勉強していきたいと思います。

韓国語の文字であるハングルを、難しいと思っている人もいるかもしれませんが、実はとっても簡単!

分かりやすくて、誰でも勉強すればすぐに読めるようになり、書くこともできるんです!

その為にはハングルの子音と母音を覚える事が必要です。

ここでは、韓国語の母音と子音って何?というところから、基本の10個の母音、そして二重母音について勉強していきたいと思います。

日本語にはない発音がある韓国語の母音のコツも紹介します。

韓国語の母音と子音って何?

まずは韓国語の母音と子音とは?というところからです。

分かりやすくするため、ローマ字で説明すると、「A I U E O」が母音、「K S T N H M Y R W」などが子音です。

これが組み合わさってローマ字を読むことができますが、実は、ハングル文字の読み方、発音の仕組みも同じなんです。

[K A S A]は「かさ」と読みます。子音と母音が組み合わさっていますね。

韓国語でKはㄱ(これは子音)、Aは「ㅏ」(これは母音)なのですが、同じように組み合わせて「가」という文字になり、発音もKAつまり「か」となるんです。

韓国語ではこの母音と子音を基準として反切表という一覧表で文字を勉強していきますが、今回はその中でも母音について、書き方、そして発音の仕方を見ていきたいと思います。

韓国語の基本母音の10個を勉強しよう!

基本母音10個は「ㅏ」「ㅑ」「ㅓ」「ㅕ」「ㅗ」「ㅛ」「ㅜ」「ㅠ」「ㅡ」「ㅣ」。

子音の一つで、音がない「ㅇ」をつけると「아・야・어・여・오・요・우・유・으・이」となり、見覚えのあるハングル文字になりますね。

カタカナで読み仮名をつけるとすれば「ア」「ヤ」「オ」「ヨ」「オ」「ヨ」「ウ」「ユ」「ウ」「イ」となるんですが、ちょっと不思議です。

「オ」「ヨ」「ウ」が二回も出てくるし、「ヤ」「ユ」「ヨ」って母音と言えるのかと疑問に思う人もいるでしょう。

実はこれが韓国語の母音で、注意が必要な点なのです。

日本語では「オ」と書くしかないけど、韓国語では全く違う「オ」である「ㅗ」「ㅓ」が存在します。

日本語にない音があるので、正確に書き分ける事ができないんです。

そして「ヤ」「ユ」「ヨ」は韓国語では母音として扱います。これは日本語との違いとしてそのままぜひ受け入れて下さい。

綺麗に正しく書けるようになるコツは、「正しい書き順を覚える事」。

でも要領は漢字を書く時と同じです。

左から右、上から下という感覚で書いて大丈夫です。

後は、最終的に文字として子音と組み合わせた時、正方形のマスの中にバランスよく書けるようにすることを意識すればよいでしょう。

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韓国語の母音を覚える呪文は【アヤ オヨ オヨ ウユ ウイ】

「ㅏ」「ㅑ」「ㅓ」「ㅕ」「ㅗ」「ㅛ」「ㅜ」「ㅠ」「ㅡ」「ㅣ」が韓国語の基本の母音です。

書き方としては、棒の長さに注目してください。

文字の中の一番長い棒に注目すると、縦か横かの2種類しかないことが分かります。

そこに、上下もしくは左右に1本、2本と線がついています。

記号としてみると、とてもシンプルで覚えやすいのではないでしょうか。

これらの韓国語の母音を一気に覚えたいなら【アヤ オヨ オヨ ウユ ウイ】という言葉を呪文のように覚えましょう。

子供向けには歌に乗せて覚えられるものも多くあり、Youtubeなどにもたくさんありますので、興味のある人は探してみてください。

次は発音です。まずは発音が簡単な母音から見てみましょう。

ㅏ:日本語のアの発音と同じ

ㅑ:日本語のヤの発音と同じ

ㅗ:日本語のオの発音と同じ

ㅛ:日本語のヨの発音と同じ

ㅜ:日本語のウの発音と同じ

ㅠ:日本語のユの発音と同じ

ㅣ:日本語のイの発音と同じ

「え」がありませんが、「あいうえお」がそろっていますし、短い棒が2本ついている文字は「やゆよ」と読むという事でもっと整理ができるのではないでしょうか。

これらの文字は日本語の発音と同じなので、文字と音をセットで覚えるだけでOKです。

ㄱという子音を最初に紹介しましたが、Kという読み方なので、例えばㅏと合わせると가⇒カ、ㅅと合わせると사⇒サと読める文字になります。

全部の母音がこのように、日本語にある発音ならいいのですが、韓国語はそうではありません。

【ㅓ】【ㅕ】【ㅡ】の母音は日本語で使われない発音の為、練習が必要です。

【ㅓ】【ㅕ】【ㅡ】の母音の発音のコツ

【ㅓ】【ㅕ】【ㅡ】の母音だけは、日本語では使わない発音なので、少し練習が必要です。

でも練習すれば必ず、できるようになりますので心配いりません。

まずは、【ㅓ】と【ㅕ】です。【ㅓ】が発音できるようになれば両方できるようになります。

先ほど【ㅗ】日本語のオの発音と同じと言いましたが、この場合口の形はすぼめたような丸い形になるはず。

でも、【ㅓ】の場合は唇を縦に広く開きながら「オ」と言います。

「ア」と言う時の口で「オ」を言ってみると上手くできます。

ㅓの文字の形からも、口を縦にすると覚えるとよいでしょう。

【ㅕ】の場合も、同様に日本語の「ヨ」の丸い唇の形ではなく、縦長にして「ヤ」と言いながら「ヨ」と言う練習をしてみて下さい。

【ㅡ】の場合も、文字の形が参考になります。

【ㅜ】が日本語のウの発音と同じで丸くすぼめるのに対し、【ㅡ】は口を横に伸ばして発音します。

歯並びを見せる時のように「イーッ」と言う口のまま「ウ」と言うイメージです。

普段使っていない発音なので、慣れるまでは違和感を感じると思いますが、韓国語では普通に使われる発音なので、実際にたくさん口に出して見て、練習をして身に付けていきましょう。

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韓国語の二重母音も勉強しておこう!

これまで、韓国語の基本の母音を見てきましたが、ここからさらにそれらを組み合わせた二重母音も練習していかなければなりません。

母音が二重になっているの?と言葉を見ると難しく思うかもしれませんが、基本の母音を理解できていれば大丈夫。

それを組み合わせてできているからです。

例えば【ㅐ】という二重母音がありますが、よく見ると「ㅏ」と「ㅣ」の組み合わせなんです。

そして発音も「ア」と「イ」が合わさって「エ」、「ア」と言う時の口の形で「イ」と言ってみてください。

不思議なことに「エ」になりますね。

このように韓国語の二重母音はできています。

一覧でチェックしてみてください。

発音の参考
= + 「ア」と「イ」が合わさって「エ」
= + 「ヤ」と「イ」が合わさって「イェ」
= + 「オ」と「イ」が合わさって「エ」
= + 「ヨ」と「イ」が合わさって「イェ」
= + 「オ」と「ア」が合わさって「ワ」
= + 「オ」と「エ」が合わさって「ウェ」
= + 「オ」と「イ」が合わさって「ウェ」
= +  「ウ」と「オ」が合わさって「ウォ」
= + 「ウ」と「エ」が合わさって「ウェ」
= + 「ウ」と「イ」が合わさって「ウィ」
= +  「ウ」と「イ」が合わさって「ウィ」

二重母音の에と애はどうやって区別するの?

ここでまた日本語でフリガナを書くと、同じ文字になる【에と애】などが出てきて困りますよね。

実はこれ、日本語で言うと「ず」と「づ」の違いのようなもので、普段ネイティブの人も一文字だけを言われても正確に聞き分ける事が難しい、そもそも意識して使い分けていない違いなんです。

なので厳密に違いを身に付けるのはとても難しいんです。

身に付けるコツとしては元々の基本となっている母音の発音の組み合わせを意識すること、そして文字だけでなくそれを含んだ単語ごと覚えて、発音を身に付けることを意識してみてください。

韓国語の母音を勉強しよう!まとめ

韓国語の母音を勉強しようという事で、基本となる10個の母音、そしてその組み合わせで出来ている二重母音について見てきました。

反切表の中には、文字としては存在するけど実際の韓国語の中には使われていないような文字も存在しています。

でも、母音はすべての基本となり、韓国語をマスターするには欠かせない要素です。

日本語にない発音もあり、少し難しく感じるかもしれませんが、実際の音声を聞き、口の形を意識して、声に出して何度も練習していきましょう。

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