日本人がよく間違える韓国語を勉強しよう!よく使うフレーズだからこそ要注意の韓国語フレーズをチェック!
今回は、日本人だからこそ間違えやすい韓国語について勉強していきたいと思います。
日本語と韓国語は語順が一緒という事で、日本人には韓国語の文法は易しい、勉強しやすいという話をよく聞きますが、それに油断してはいけません。
日本語と同じように韓国語にすればいいと思っていると、不自然になるフレーズもたくさんあるんです。
今回は必ずマスターしておきたいよく使う韓国語から、日本人が注意したいフレーズをチェックしていきたいと思います。
日本人がよく間違える韓国語【〇〇に会いたいです】
まず最初の日本人が間違えやすい韓国語は【〇〇に会いたいです】というフレーズです。
「友達に会いたいです」「お母さんに会いたいです」などよく使うフレーズですよね。
いつもなら順番は気にせずに、一つずつの単語を韓国語にしていけばいいのですが、この場合は「~に」という【助詞】に注意しなくてはいけません。
「会いたい」と言いたい時は人に会う場合「만나다(マンナダ)」と言う言葉もよく使いますが、会話の場合は「見る」と言う意味の「보다(ポダ)」を使い「보고 싶다(ポゴ シッタ)」と言う表現をよく使います。
「〇〇に会いたい」という場合は、日本語は「~に」になりますが韓国語では「~を」に当たる「~을/를」を使わなければなりません。
友達に会いたいです
친구를 보고 싶어요
チングルル ポゴ シッポヨ
お母さんに会いたいです
어머니를 보고 싶어요
オモニルル ポゴ シッポヨ
日本語に直訳すると「友達を会いたいです」「お母さんを会いたいです」となり違和感のある言い方になりますが、韓国語の場合は「~を」に当たる「~을/를」を使います。
元々の意味の「見る」という動詞に合わせて、「~을/를」を使うと覚えると覚えやすいと思います。
とてもよく使うフレーズなのでしっかり覚えておきましょう。
日本人がよく間違える韓国語【〇〇が好きです】
次は【〇〇が好きです】と言う韓国語です。
「好きだ」は「좋다(チョッタ)」と「좋아하다(チョアハダ)」の2通りがよく使われますが、今回は「좋아하다(チョアハダ)」の方をチェックして行きます。
【〇〇が好きです】と言いたい時にはどちらも使えます。
敢えて違いを挙げるなら、「좋다(チョッタ)」も「좋아하다(チョアハダ)」も「好きだ」と言う意味がありますが、「좋다(チョッタ)」は「いい」と言う意味で英語で言うと「GOOD」に当たり、「좋아하다(チョアハダ)」は「好む」なので英語は「Like」。
なので、一般的に「海が好きです」とか「ラーメンが好きです」などで好きなものを伝える時には「좋아하다(チョアハダ)」を使います。
その場合、日本語では【〇〇が好きです】と言うので、韓国語でも「~が」の部分を「~이/가」を使いたくなりますが、これは不自然な韓国語になってしまいます。
「좋아하다(チョアハダ)」の前は「~を」に当たる「~을/를」を使うのが、ナチュラルな韓国語。
海が好きです
바다를 좋아해요
(パダルル チョハヘヨ)
ラーメンが好きです
라면을 좋아해요
(ラミョヌル チョアヘヨ)
このように使ってください。
「바다가 좋아해요」「라면이 좋아해요」と言うのは、韓国の人からするとすこし違和感のある言い方になってしまうので注意してください。
「~이/가」を使う場合、その後に続くのは「좋다(チョッタ)」
「라면이 좋아요」が正しい言い方。でもこの言い方は、例えば「うどんとラーメンはどっちが好き?」と聞かれた時など選択肢があってどちらかを選んでいる時などに多く使います。
ちょっとした違いですが、とてもよく使う表現なのでしっかり整理して覚えておきましょう。
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日本人がよく間違える韓国語【目を開ける】
三つ目の日本人がよく間違える表現は「目を開ける」です。
「目を開ける」なので何が難しいのかな?と不思議に思う人もいるかもしれません。
実際、多くの日本人が「目を開ける」と韓国語で言いたい時に、特に気にすることなく「目=눈(ヌン)」、「開ける=열다(ヨルダ)」を使っているようです。
ドアを開ける
창문을 열다
(チャンムヌル ヨルダ)
門を開ける
문을 열다
(ムヌル ヨルダ)
窓や門などの物を開けるような時は「열다(ヨルダ)」を使うのが正しいのですが、「目を開ける」の場合は「열다(ヨルダ)」は間違い、「뜨다(トゥダ)」を使わなければいけないのです。
目を開ける
눈을 뜨다
(ヌヌル トゥダ)
「눈을 열다」と言っても大抵の場合、意味は通じますが、不自然に伝わってしまうので注意してください。
ちなみに、逆の「目を閉じる」は「눈을 감다(ヌヌル カムタ)」です。合わせて覚えておきましょう。
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日本人がよく間違える韓国語【〇〇になりたいです】
四つ目の日本人がよく間違える韓国語は「〇〇になりたいです」と言うフレーズ。
「大きくなったら何になる?」など定番の質問ですよね。
このフレーズも注意したいのは「~に」という助詞です。
「~에」などと訳したくなるのが日本人ですが、この場合は「~が」である「~이/가」を使うのが韓国語です。
歌手になりたいです
가수가 되고 싶어요
(カスガ テゴ シッポヨ)
早く大人になりたいです
빨리 어른이 되고 싶어요
(パルリ オルニ テゴ シッポヨ)
「歌手がなる」、「大人がなる」と日本語で直訳してしまうと、こちらも違和感が出てきてしまいますね。
同じように韓国語でも違和感のある言い方になってしまうので、ちゃんと「~が」である「~이/가」を使うようにしてください。
日本人がよく間違える韓国語【絶対:절대,반드시,꼭】
最後の日本人がよく間違える韓国語は「絶対」です。
毎日何度もよく使うフレーズですよね。
しかし、韓国語で使いたい場合にはちょっとワンクッション、使い分けを考える必要があります。
例えばこのような二つの言い方では、「絶対」というのに「절대」か「꼭」もしくは「반드시」のどちらかを判断しなくてはいけないんです。
来年は絶対に韓国に行きたいです!
내년에는 꼭 한국에 가고 싶어요!
(ネニョネヌン コッ ハングゲ カゴ シッポヨ)
合格するまで絶対にあきらめません!
합격할 때까지 절대 포기하지 않아요!
(ハッキョッカル テカジ チョルテ ポギハジ アナヨ)
二つの文章の違いに気づくでしょうか。
日本語ではどちらも同じ「絶対」となりますが、韓国語の場合は「꼭」と「절대」と違う言葉を使っています。
「꼭」の方はもう一つの「반드시」と置き換えても同じ意味になりますが、「절대」を使うと不自然な韓国語になります。
この二つの文章の違いは、「絶対」の後が否定文かそうでないかです。
「절대」を日本語にすると「絶対」ですが、こちらの韓国語を使う場合はその後に来る韓国語が「~できない」や「~しない」などの否定文の時だけです。
もう一方の「꼭」もしくは「반드시」は、「絶対」の後が否定文でない場合に使います。
日本語で言うと「絶対」を「必ず」や「きっと」などに言い換えられるかどうかでも判断ができます。
「そこに絶対行ってはいけません」の場合は否定文なので「절대」を使って、「거기에 절대 가면 안됩니다.(コギヘ チョルテ カミョン アンデムニダ)」を使います。
「絶対また会いましょう」の場合は「必ず」と言い換える事ができるので「꼭 다시 봅시다(コッ タシ ポプシダ)」となります。
慣れるまで使い分けるのに時間がかかるかもしれませんが、ちっかり覚えて使い分けられるようにしますよう。
日本人がよく間違える韓国語を勉強しよう!まとめ
日本人がよく間違える韓国語についてチェックしてきました。
「〇〇に会いたいです」や「〇〇が好きです」など、普段からとてもよく使うフレーズです。
日本語をそのまま訳せばいいというのではなく助詞など細かい違いだけなのですが、そこを意識してちゃんとマスターすることが大切。
ちょっとしたポイントで自然な韓国語かそうでないかが決まるので、しっかり覚えておきたいですね。
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