韓国語コラム | 韓国語の現在進行形・過去進行形は難しくない!完了形など時制に関する文法も解説!

韓国語の現在進行形・過去進行形は難しくない!ついでに完了形など時制に関する文法も解説!

韓国語の現在進行形・過去進行形についてご紹介したいと思います。
英語では「be動詞+~ing」と習ったあの現在進行形ですね。「~している」という表現です。

日本語では、通常の現在形でも現在進行形のように話すことが多く、文法的に「現在進行形」と区別するのはちょっとややこしいのですが、要するに動作が続いている状態の文章を文法的に「進行形」と呼んで、それが今であれば「現在進行形」、過去であれば「過去進行形」と呼ぶということです。

このように文法的に言うと、「わからない!難しい!」となりがちですが、実はとても簡単です。
韓国語の場合は動詞の変化のさせ方も難しくありません。ついでに「完了形」と呼ばれる文法についてもまとめて解説していきたいと思います。

韓国語の現在進行形・過去進行形を覚えよう!

韓国語の現在進行形、過去進行形を見ていきましょう。

「現在進行形」などと専門用語で言うと何やら堅苦しく感じますが、要は「テレビを観ています。」「犬が走っています。」など動作が続いている状態のことですね。
「宿題したの?」「今やってるよ!」これも現在進行形です。このように現在進行形は日常でとてもよく活躍する大切な表現です。特に会話では重要ですね。
動詞の意味を知っていても、時制をうまく表現できないと、誤解を招いたり、話がかみ合わなかったりということにもなりますので注意しましょう。

韓国語文法の時制とは?現在形、過去形、現在進行形など

まず、韓国語の時制について整理しておきましょう。基本的には英語の授業で習った内容です。「食べる」「走る」という動詞で見てみます。

現在形 「食べる」「走る」
過去形 「食べた」「走った」
現在進行形 「食べている」「走っている」
過去進行形 「食べていた」「走っていた」

細かく見ていくと、さらに経験や習慣を表す完了形なんかも含まれますが、現在形、過去形、現在進行形、過去進行形の意味をまずはきちんと整理しておきましょう。

文法よりもまずは会話に役立つものを!と言う方はこちらもチェックしてみて下さい。

韓国語おすすめ記事韓国語のあいさつ・日常会話・授業フレーズをわかりやすい一覧でご紹介!

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韓国語の現在進行形と過去進行形の文章の作り方

それでは早速、進行形の文章の作り方を見ていきましょう。

韓国語の進行形の作り方 「~고 있다」

韓国語の進行形の作り方は「~고 있다」です。~고(ゴ)に進行形にしたい動詞の語幹を入れればOK。
語幹とは韓国語の動詞原型に直したとき最後が必ず「~다」になりますが、その다より前の部分のことを指します。

세수하고 자요(セスハゴ チャヨ)
→洗顔して寝ます
このように、「~して」という意味の活用と同じ形です。進行形でもこの形は変わりません。

そして있다(イッタ)は、ある/ないの意味の「았다/없다(イッタ/オッタ)」の있다(イッタ)です。
この~고(ゴ)の後に있다(イッタ)をつけるのですが、現在形にするのか、過去形にするのかで時制が決まります。

丁寧系なのかタメ口(パンパル)なのか、イムニダ形なのかヘヨ形なのかもこの있다(イッタ)を活用させていけば進行形のできあがりです。
いくつか例文も見ていきましょう。

ニュースを見ながら歯を磨いています。

뉴스를 보면서 이를 닦고 있습니다
(ニュスルル ポミョンソ イルル タッコ イッスンミダ)

音楽を聴きながら運転をしていました。

음악을 들으면서 운전을 하고 있었어요.
(ウマグル トゥルミョンソ ウンジョンヌル ハゴ イッソッソヨ)

「何をしていたの?何度も電話したのに!」「なんとなくテレビを観ていたよ」

뭘하고 있었어? 몇변이나 전화했는데! 그냥 티비를 보고 있었지
(モォルハゴイッソッソ?ミョッポニナ チョナヘンヌンデ!クニャン ティビルル ポゴ イッソッチ)

韓国語の現在進行形で注意したい表現

現在進行形も過去進行形も文法的に形を作ることはそれほど難しくありません。
日本語で言えば「~している(~していた)」と言いたい時に、動詞を「~고 있다」の形に直せばいいだけです。
しかし、少し注意しなければいけない表現がいくつかあります。
実際に例文を観ながら比べて、違いを理解していきましょう。

【座っている】
1、おばあちゃんは腰が痛いのだから椅子に座っていてください。
할머니는 허리가 아프시니까 의자에 앉아 계세요.
(ハルモニヌン ホリガ アップシニカ ウィジャエ アンジャ ケセヨ)

2、椅子が壊れるかもしれないからゆっくりと座っています。
의자가 부서질지도 모르니까 천천히 앉고 있어요.

1と2の文章の違いがわかりますか?どちらも座る=앉다(アンタ)という動詞を使っていますが、앉아 있다(アンジャ イッタ)、앉고 있다(アンコ イッタ)と言う風に活用が違っています。
具体的には1の方はすでに椅子に腰かけて動かない状態、2はゆっくりと今まさに椅子に腰を下ろそうと動いている状態、つまり現在進行形です。

日本語ではどちらも「座っている」と言うので現在進行形のようになりますが、韓国語で言うとちょっと表現が違ってきます。
ややこしいですが、現在進行形は最初にご紹介した通り、動作中のもの、動いている状態のことを指します。
なので、【座っている】状態ではこのように韓国語にしたときに違いが出るので、注意しましょう。

それを厳密に理解するために、もう一つの時制の文法である完了形についてもご紹介しておきたいと思います。

韓国語は独学でマスターすることができるのか!?勉強方法を解説

韓国語の完了形もついでにチェック!

完了形は「~している(~していた)」と現在形と同じように訳します。
私たちは無意識にその違いを使い分けていますが、韓国語の場合はどうなるのかこちらも作り方と例文で見ていきたいと思います。

韓国語の完了形の作り方 「~아/어 있다」

動詞の語幹+아/어 있다

文法的な完了形の作り方はこの通りです。
進行形と同じように있다の語尾を変化させることによって時制や丁寧語かなどが変わります。
説明すると難しくなるので実際の文章で見ていましょう。

【歩いている】
今日は音楽を聴きながらゆっくり歩いている
오늘은 음악을 들으면서 천천이 걷고 있다
(オヌルン ウマグル トゥルミョンソ チョンチョニ コッコ イッタ)

あまり好きじゃないけど、健康のために歩いている
그렇게 좋아하지 않지만 건강을 위해서 걸어 있다
(クロッケ チョアハジアンチマン コンガンウル ウィヘ コロイッタ)

【勉強していた】
昨日はご飯も食べないでテストのために勉強していた
어제는 밥도 안 먹고 테스트를 위해 공부를 하고 있었다

1年以上、テストのために勉強してきた
일년이상 테스트를 위해 공부를 해왔다.

先ほどの【座っている】もそうですが、これらの普通の動作も、日本語では「~している」となるものでも、進行形なのか完了形なのかで大きくニュアンスが変わってきます。

慣れてくれば意識せずに使い分けられるようになるので、これらの活用がされているときに意識して意味を考えてみるようにしてみましょう。

韓国語の現在進行形・過去進行形を覚えよう!まとめ

韓国語の現在進行形・過去進行形を覚えよう!ということで、文章の作り方を見てきました。マスターすれば会話の幅がぐっと広がりますのでどんどん練習してみて下さい。

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