TOPIKⅠに合格した方や、中級レベルの韓国語を勉強している方の次の目標となるのが「TOPIKⅡ」です。
TOPIKⅡでは、聞き取りや読解に加えて作文も出題されるため、「TOPIKⅠと何が違うの?」「どんな問題が出るの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、TOPIKⅡならではの試験内容や、出題形式、勉強法についてご紹介します!
TOPIKⅡで変わるポイント
TOPIKⅡでは、3級~6級が認定されます。
TOPIKⅠとの一番大きな違いは、「쓰기(作文)」が追加されることです。
また、読解では文章量が増え、広告やお知らせだけでなく、新聞記事やコラムなど幅広いジャンルの文章が出題されます。
聞き取りでも、短い会話だけではなく、ニュースやインタビューなどの長めの音声を聞いて内容を理解する問題が出題されるため、より実践的な韓国語力が求められます。
TOPIKⅡの試験内容
| 試験科目 | 問題数 | 配点 |
|---|---|---|
| 듣기(聞き取り) | 50問 | 100点 |
| 쓰기(作文) | 4問 | 100点 |
| 읽기(読解) | 50問 | 100点 |
合計:104問・300点
試験時間
TOPIKⅡは、2つの時間帯に分かれて実施されます。
【1時間目】110分 【2時間目】70分
・듣기(聞き取り):50問(60分) ・읽기(読解):50問
・쓰기(作文):4問(50分)
合計試験時間:180分
※1時間目では、聞き取り試験終了後、そのまま作文試験が続けて行われます。
※作文では時間配分が重要になるため、普段から時間を意識して練習しておくことがおすすめです。
認定基準
・3級:120点以上
・4級:150点以上
・5級:190点以上
・6級:230点以上
※300点満点中の総合得点によって級が認定されます。
TOPIKⅡでは、作文(쓰기)があることがTOPIKⅠとの大きな違いです。
単語や文法の知識だけではなく、自分の考えを韓国語で文章として表現する力が求められます。
TOPIKⅡではどんな問題が出るの?
TOPIKⅡでは、TOPIKⅠよりも実際の韓国社会で行われるような表現や、少し難しいテーマの文章が多く出題されます。
今回は、それぞれの科目の代表的な問題形式をご紹介します。
①会話・ニュースを聞いて答える(듣기)
TOPIKⅡの聞き取り問題では、日常会話だけではなく、ニュース、インタビュー、講義形式の音声なども出題されます。
例えば、
・会話の内容から話している人の意図を選ぶ問題
・ニュースの内容を理解する問題
・講演や説明を聞いて要点を答える問題
などがあります。
TOPIKⅠでは短い会話が中心でしたが、TOPIKⅡでは音声が長くなり、話の流れを理解する力が必要になります。
単語を一つ一つ聞き取るだけではなく、「誰が何について話しているのか」「話し手の意見は何なのか」を意識して聞くことが大切です。
②文章の流れを理解する問題(읽기)
読解問題では、広告や案内文だけでなく、新聞記事、説明文、評論文など幅広い文章が出題されます。
問題では、
・文章の内容と一致するものを選ぶ
・筆者の考えを選ぶ
・文章の流れに合う表現を選ぶ
など、細かい読解力が求められます。
TOPIKⅡでは文章量が多いため、すべての単語を完璧に理解しようとすると時間が足りなくなってしまいます。
重要な部分を見つけながら読む練習が必要です。
③空欄に入る表現を選ぶ(읽기)
文章の中の空欄に入る最も適切な単語や文法を選ぶ問題です。
この問題では、
・似た意味を持つ単語の使い分け
・接続表現の理解
・文章全体の流れを読む力
が重要になります。
単語を覚えるだけではなく、実際にどのような場面で使われるのかを理解しておくことが大切です。
④作文を書く(쓰기)
TOPIKⅡで最も特徴的なのが作文問題です。
作文では、
・短い文章を完成させる問題
・グラフや資料を見て内容を説明する問題
・自分の意見を書く問題
が出題されます。
特に最後の作文問題では、社会問題や文化、教育など幅広いテーマについて、自分の意見を論理的に書く力が必要になります。
ただ長い文章を書くのではなく、
「自分の主張」
↓
「理由や具体例」
↓
「まとめ」
という流れで文章を構成することがポイントです。
TOPIKⅡ合格のために必要な勉強法
TOPIKⅡでは、単語や文法の暗記だけでは十分ではありません。
韓国語を実際に使う力を身につけることが、合格への近道です。
①語彙力を増やす
TOPIKⅡでは、日常会話ではあまり使わない少し難しい単語も登場します。
特に、
・社会
・環境
・教育
・経済
・文化
などに関する単語はよく出題されます。
単語帳だけでなく、韓国のニュースや記事を読みながら覚えるのもおすすめです。
②過去問で出題形式に慣れる
TOPIKは問題形式がある程度決まっています。
過去問を繰り返し解くことで、
「どのような問題が出るのか」
「時間配分をどうするか」
を把握することができます。
③聞き取り練習を毎日行う
TOPIKⅡの聞き取りでは、長い音声を集中して聞く力が必要です。
韓国のニュースやインタビュー動画などを活用し、自然な韓国語を聞く習慣をつけましょう。
④作文を繰り返し練習する
作文は一度書いただけでは上達しにくい分野です。
文法の間違いだけでなく、
・文章の流れは自然か
・同じ表現を繰り返していないか
・自分の意見が伝わるか
を確認しながら練習することが大切です。
TOPIKⅡ模擬問題にチャレンジ!
実際にどのような問題が出題されるのか、簡単な例を見てみましょう。
【読解問題】
( )에 들어갈 가장 알맞은 것을 고르십시오.
한국어 실력을 늘리려면 매일 꾸준히 ( )것이 중요합니다.
①공부하는
②공부하는데
③공부하니까
④공부하지만
正解:①
【作文問題】
다음을 참고하여 600~700자로 글을 쓰시오.단,문제를 그대로 옮겨 쓰지 마시오.
오늘날 직장 내에서 복장,출퇴근 시간,업무 방식 등에 대해 개인의 자율성을 원하는 사람들이 많다.회사에서 이런 자율성이 보장될 때 생기는 장점이 있다.그러나 개인의 자율성만을 시하는 사람이 많아지면 여러 문제가 발생할 우려도 있다.아래의 내용을 중심으로 ‘직장과 개인의 자율성’에 대한 자신의 생각을 쓰라.
・직장에서 개인의 자율성이 보장될 때 장점은 무엇인가?
・직장 내 사람들이 개인의 자율성만 증시할 때 생기는 문제는 무엇인가?
・이런 문제를 해결하기 위해서는 어떻게 해야 하는가?
「職場と個人の自律性」について、自分の考えを書きなさい。
・職場で個人の自律性が保障されるメリットは何か
・職場内で個人の自律性だけを重視する人が増えた場合、どのような問題が起こるか
・その問題を解決するためにはどうすればよいか
まとめ
TOPIKⅡは、韓国語の「読む・聞く・書く」力を総合的に測る試験です。
TOPIKⅠより難易度は上がりますが、出題形式を理解し、正しい方法で学習を続けることで、少しずつ解ける問題を増やすことができます。
韓国留学や就職を目指している方はもちろん、自分の韓国語力をさらに伸ばしたい方にもおすすめの試験です。
韓国語学習の次のステップとして、ぜひTOPIKⅡにチャレンジしてみてください!

