안녕하세요!!
K Village静岡校です。
韓国語は日本語と語順が似ていて、漢字語も多いため、他の外国語に比べると習得しやすいと言われます。
しかし「似ているからこそ」うっかり間違えてしまうポイントもたくさんあります。
今回は、日本語話者が特につまずきやすい5つのポイントを、例文つきで少し深掘りして解説します。

1. 助詞「은/는」と「이/가」の使い分け
日本語の「〜は」と「〜が」に近い感覚ですが、完全に一致するわけではなく、この違いは韓国語学習者が最初にぶつかる壁のひとつです。
基本の役割
은/는 話題を提示する/対比する/すでに知っている情報を述べる
이/가 新しい情報を伝える/主語そのものを強調する/疑問詞への答え
比較してみましょう
| 例文 | 意味 | ポイント |
| 저는 학생이에요. | 私は学生です | 自分について話題を提示 |
| 제가 학생이에요. | 私が学生です(私こそが) | 『誰が学生か』を強調 |
| 오늘은 비가 와요. | 今日は雨が降っています | 『今日』を話題として提示(昨日と対比するニュアンス) |
| 비가 와요. | 雨が降っています | 単に事実を描写 |
よくある間違い
質問「누가 왔어요?(誰が来ましたか)」に対して
「저는 왔어요」と答えてしまうケースがよくあります。
これは「私は(他の人はともかく)来ました」という不自然な対比のニュアンスになってしまいます。
正しくは「제가 왔어요(私が来ました)」です。
新情報を答えるときは이/가、というルールを意識すると整理しやすくなります。
2. 濃音・激音・平音の聞き分けと発音
「가(平音・カ)」「카(激音・カ)」「까(濃音・カ)」のように、
日本語にはない3種類の音の区別があります。
平音(가・다・바・자) 息をあまり出さず、力を抜いて発音
激音(카・타・파・차) 息を強く出して発音(日本語の「カ」に近い)
濃音(까・따・빠・짜) 喉を締めて、詰まった感じで発音(小さい「っ」を付けるイメージ)
間違えると意味が変わる例
・불(火)/ 뿔(角)/ 풀(草)
・달다(甘い)/ 딸다(存在しない語だが따다:摘む、と混同しやすい)
・자다(寝る)/ 짜다(しょっぱい)/ 차다(冷たい)
耳だけで聞き分けるのは最初は難しいので、口の形や息の出し方を意識しながら、実際に声に出して練習するのが効果的です。
特に濃音は日本語話者にとって最も苦手意識を持ちやすい音なので、「小さい『っ』を前に付けるつもりで発音する」といったコツを使うと感覚をつかみやすくなります。
3. 敬語のレベルの多さ
日本語にも敬語はありますが、韓国語は状況に応じて使い分ける文体がより細かく分かれています。
代表的な文体
합쇼体(〜습니다/〜ㅂ니다) フォーマル。ビジネス、ニュース、発表など
해요体(〜해요) 日常的な丁寧語。目上の人にも使える万能タイプ
해体(〜해) タメ口。親しい友人、年下、家族など
日本語との感覚の違い
日本語では「〜でした」と過去形にすれば柔らかい印象になりますが、韓国語では時制と丁寧さは別の軸として考える必要があります。
また、韓国語には身内であっても目上の人物を立てる「主体尊敬」の考え方があり、「아버지가 오셨어요(お父様がいらっしゃいました)」のように、身内に対しても状況次第で尊敬表現の「-시-」を使う場面があります。
日本語のビジネス敬語(身内には謙譲語を使う)とは発想が異なるため、最初は戸惑いやすいポイントです。
まずは『해요体』を基本形として使いこなせるようになり、慣れてきたら합쇼体や尊敬表現へと広げていくのがおすすめの順番です。
4. 漢字語なのに意味やニュアンスが違う単語
韓国語には日本語と同じ漢字に由来する単語(漢字語)が多数あり、学習の大きな助けになります。
ただし、見た目や音は似ていても、意味や使う場面が違う単語も存在するので注意が必要です。
紛らわしい漢字語の例
・공부(工夫)→ 韓国語では「勉強」の意味。日本語の「工夫する」とは別
・인사(人事)→ 韓国語では「挨拶」の意味で使われることが多い
・약속(約束)→ 意味はほぼ同じだが、「(誰かと)会う予定」全般に幅広く使う
・애인(愛人)→ 韓国語では単に「恋人」の意味(日本語のような不倫相手のニュアンスはない)
こうした単語は、日本語の知識があるからこそ逆に誤解しやすいという特徴があります。
似ている単語ほど「知っているつもり」にならず、出会うたびに例文とセットで確認する習慣をつけておくと安心です。
5. 数字の「漢数字」と「固有数字」の使い分け
韓国語には、日本語の「一、二、三」にあたる漢数字(일, 이, 삼…)と、「ひとつ、ふたつ、みっつ」にあたる固有数字(하나, 둘, 셋…)の2種類があります。
使い分けの目安
| 場面 | 使う数字 | 例 |
| 電話番号・年・月・日 | 漢数字 | 2026年8月10日→이천이십육년 팔월 십일 |
| お金・分・秒 | 漢数字 | 3,000ウォン→삼천 원 |
| 時間の「~時」 | 固有数字 | 3時→세 시 |
| 年齢 | 固有数字 | 20歳→스무 살 |
| 個数(枚・匹・人など) | 固有数字 | りんご3個→사과 세 개 |
特に「時」と「分」で数字の種類が切り替わる「세 시 삼십 분(3時30分)」のような表現は、最初は混乱しやすいポイントです。
また固有数字の1〜4と20は、後ろに助数詞が付くと形が変化する(하나→한 개、둘→두 개、스물→스무 살)という不規則もあるため、よく使うフレーズごとセットで覚えてしまうのが近道です。
まとめ
こうした間違いは、韓国語を学ぶ人なら誰もが一度は通る道です。
大切なのは、間違えることを恐れずに、繰り返し使いながら少しずつ感覚をつかんでいくこと。
当教室でも、こうしたつまずきやすいポイントを一つひとつ丁寧に確認しながらレッスンを進めていますので、気になる方はぜひ体験レッスンにお越しください。
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