韓国語の読み方を覚えよう!韓国語の読み方を初心者向けにご紹介!
韓国語の読み方が覚えられない!そんな日本人学習者が、初級テキストにうんうんと唸ってしまうことがあります。珍しいことではありません。流暢な韓国語をしゃべっている日本人も、なかなか読み方が覚えられないと、頭を悩ませたことがあるはずです。
どうすれば、韓国語の読み方を覚えることができるのでしょうか。初級テキストもハングルが読めないとわからないようにできています。このままでは、韓国語の簡単な会話や読み書きでさえできないと、気持ちもあせってしまうもの。韓国語の読み方は、コツをつかめばすぐに身に付けることができます。
そこで今回は、韓国語の読み方について、初心者向けにご紹介します。
韓国語の読み方はローマ字みたいなもの
韓国語の読み方がわからないのは、ハングルをそのままインプットしようとしてしまい、難しく感じているのかもしれません。韓国語の読み方は、日本人にとってはタイピングでお馴染みのローマ字に似ています。ローマ字との共通点をみつけると、すんなりとインプットできます。
韓国語のハングル文字で「ナ」と表記してみます。【나】は子音字の「ㄴ」と母音字の「ㅏ」が組み合わさったものです。これでハングルの1文字になります。「ㄴ」はn音、「ㅏ」はa音に対応しています。これをローマ字にあてはめてみるとわかりやすいでしょう。ローマ字で「ナ」は「na」と表記されます。ハングルと同じ仕組みであることが理解できるはずです。
「ㄴ(n)」の発音をハングルとローマ字でチェックしてみましょう。【냐】(子音「ㄴ」+母音「ㅑ」)は【ニャ】(「n」+「ya」)、【녀】(子音「ㄴ」+母音「ㅕ」)は【nyo】(「n」+「yo」)、【노】(「ㄴ」+「ㅗ」)は【no】(「n」)+「o」)というようになります。
読み方を難しくとらえずに、ローマ字の仕組みをあてはめて読んでみましょう。ハングルとの距離が縮まるはずです。
パッチムの読み方は2パターンだけ
韓国語の読み方で日本人学習者にとって難しいのがパッチムです。キムさんの「김(kim)」、ナムさんの「남」などです。母音がひとつ、子音がふたつという、複雑な組み合わせのパッチム。これで1文字という認識です。読み方が難しそうですが、実は2パターンしかありません。
■パターン1 上から下に読む
홍길동(ホン・ギルドン)として知られている홍(ホン)の構成をみてみましょう。最初に上部の「ㅎ(h)」と「ㅗ(o)」で「호(ホ)」を読みます。次に「ㅇ(n)」を読みます。これで홍(ホン)になります。発音するときは、호(ホ)とㅇ(ン)を一気に発音します。
■パターン2 左から右、右から下に読む
김(キム)というハングルを分解してみます。「ㄱ(k)」と「ㅣ(i)」で「기(キ)」が上部にあります。まず、この「기」から読みます。そしてその下部にある「ㅁ(m)」を読みます。これで김(キム)です。発音するときは、기(キ)とㅁ(ム)を一度に発音しましょう。
パッチムの読み方は、この2パターンしかないので簡単です。それぞれ上から下、左から右、右から下という順番に読んでいきます。ハングルの母音がひとつと子音が3つというパッチムもありますが、左上から右下へと同じように読んでいくだけです。
韓国語の読み方は連音化がポイント
韓国語の発音が複雑で混乱してしまうのには、連音化(リエゾン)という現象が関係しています。韓国語の음악(音楽)をそのまま発音すると「ウムアク」になりますが、韓国人はウムアクとは発音しません。음악は「ウマク」という発音になるのです。韓国語の월요일(月曜日)も「ウォヨイル」ではなく「ウォリョイル」と連音化します。
음(um)+악(ak)の「m」と「a」がつながって、「ma」と発音することになります。これが連音化現象です。日本人には馴染みがない……というわけでもありません。日本語にも意識をしていないだけで連音化は起こっています。例えば、反応も漢字を読み上げたら「はんおう」になりますが、実際の発音は「はんのう」です。日本語では連声ともいわれています。
韓国語では連音化が頻発します。会話をしていると混乱してきますが、表音文字のハングルにするとわかりやすくなります。ハングルから読むのは難しくないはずです。
韓国語おすすめ記事
・【韓国語の発音】韓国語の発音には「オ」がふたつある?「ウ」・「ン」も?気になる発音をご紹介!
・ハングルの発音をマスターしたい!ハングルの発音記号と発音変化、発音を覚えるおすすめの方法をご紹介!
・ハングルの読み方一覧!分からない・読めないハングルの「読み方」を攻略しよう!
・韓国語の「パッチム」の発音を覚えたい!「パッチム」3つのポイントをご紹介!
韓国語の読み方、まとめ
韓国語の読み方はポイントさえおさえれば、初級者でも難しくありません。ハングルの構造そのものはローマ字とそっくりですし、パッチムの読み方も2パターンだけです。日本人が苦手意識を持ちがちな連音化も、表音文字のハングルに置き換えるとわかりやすいでしょう。
韓国語の読み方がわかってきたら、韓国語がおもしろくなってくるはずです。もっと本格的に韓国語を勉強したくなるかもしれません。
K Village 韓国語では、韓国語も日本語も堪能な先生が、韓国語の読み方から基礎的な文法までわかりやすく教えてくれます。
まずは体験レッスンで、韓国語の読み方をさらに理解するための一歩を踏み出しましょう。
【PR】K Village 韓国語K Village 韓国語は13,000人が通う日本最大の韓国語教室。講師は全員日本語もバッチリ。受付には韓国留学経験もある日本人スタッフもいて安心。
まずは無料体験レッスンで韓国語を楽しんでみませんか?全国21校 + オンラインレッスンでおまちしております!