韓国語コラム | 韓国語のハングル文字の書き方は?歴史や仕組み、書き順を徹底解説

韓国語のハングル文字の書き方は?歴史や仕組み、書き順を徹底解説

韓国語ができるようになりたい!
ハングル文字が書きたい!読みたい!

きっかけは人それぞれですが、多くの人が思っていることではないでしょうか???

アンニョンハセヨ!
カムサハムニダ!

などなど、挨拶は知っているし、発音も完璧!なんて人も多いでしょう。

でもやっぱり壁になるのはハングル文字です。

どうやったら読めるようになるのか?
書けるようになるのか?

その為にハングル文字の書き順や発音、そして母音や子音などのハングル文字の仕組みについて調べてみたいと思います。

この記事でわかること

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韓国語のハングル文字の歴史や成り立ち

韓国語ができるようになる第一歩!基本であるハングル文字を覚えましょう!

ハングル文字を最初に見た時は、誰もがびっくりしたのではないでしょうか。

外国語で一番なじみの深い英語の文字はABCのアルファベットです。

苦手意識を持ちつつも見慣れた文字です。でも韓国語は違いますよね。

あのハングル文字を最初に見た感想としてよくあるのは

「文字じゃなくて記号とか暗号なのでは?」なのだそうですが、どうでしたか?

ハングル文字は1443年に当時の国王である世宗大王が作った文字です。

昔の韓国は日本と同じように中国で生まれた漢字を使っていましたが、誰しもが読み書きできるわけではなく、一部の王族や富裕層に限られていました。

しかし広く国民が使える文字をという願いで生み出されたのが、ハングル文字なんです。

日本でひらがなやカタカナが生まれた理由ととても似ていますね。

ハングル文字は表音文字と言って、日本のひらがなやカタカナと同じなのですが、一つの文字が一つの音(発音)を持つ文字です。

なので、一旦難しく見えるハングル文字ですが、読み方さえ知っていれば韓国語を読めるようになるのは実は難しいことではありません。

また、ハングル文字はとてもよくできた文字で「知識の革命」とも呼ばれていて、多くの人が学びやすい仕組みがふんだんに盛り込まれているんです。

詳しく見てみましょう。

関連記事韓国語のハングルとは?意味や仕組み、歴史や覚え方をまとめて解説

韓国語のハングル文字の仕組みは子音と母音の組み合わせ

まずハングルですが、発音がとても簡単な仕組みなんです。

その理由は日本語のローマ字表記と方法は同じで、子音と母音の組み合わせでてきているからです。

こちらのイラストを見て下さい。

【가】というハングル文字ですが、発音は「カ」です。

これはローマ字で書くとKAです。【가】というハングル文字は子音が「ㄱ」で母音が「ㅏ」なんです。

「ㄱ」の発音はローマ字で言うと【K】で、「ㅏ」は【A】なんです。それが組み合わさっているから「KA」、つまり「カ」なんですね。

全ての韓国語、ハングル文字はこの仕組みで成り立っています。仕組みはわかりましたか?

それでは問題です。「ㅗ」これはハングルの子音で発音は【O】「オ」です。先ほどの子音「ㄱ」と組み合わせると、「고」というハングル文字になるのですが発音はわかりますか?

KOになりますので「コ」という発音になります。

左右に組み合わせる、上下に組み合わせるというのは母音の種類によって決まるのですが、安心してください。この二パターンしかありません。

ここでは韓国語のハングル文字の発音の仕組みがローマ字表記と同じであることをつかんでください。

「ㄱ」はK、「ㅏ」はA、「ㅗ」はO、という風にハングル文字の子音と母音の発音だけ覚えてしまえば読み方はローマ字と同じ、これだけで韓国語を読めるようになります。

韓国語のハングル文字を書く時のポイントや注意点

ハングル文字の発音の仕組みがわかったところで、次はハングル文字を書くポイントや注意点を見ていきましょう。

こちらもとてもシンプルで簡単です。漢字の書き方のポイントや注意点と同じだからです。

まず母音と子音は左右、もしくは上下にならずという事。

漢字を小学校で習った容量を思い出してください。十字に区切られた枠の中にバランスよく書く練習としたと思います。

基本的には左右、上下に並べるだけなのですが、文字によっては美しい文字にするためにどちらかを大きくしたり重ねたりするのと同じです。

上手に書けるようになるには、繰り返し書いて練習するという事も全く同じです。

漢字に慣れ親しんでいる日本人であれば、その要領を使えばすぐに綺麗なハングル文字が書けるようになるでしょう。

ハングル文字の書き順・書き方

次に気を付けたいのが書き順です。

漢字でも美しい文字を書くために書き順をしっかり学ぶことが大切だと教わりました。

とはいっても難しいものではありません。

書き順は基本的にその通りに書いた方が自然に書けるというものです。

正しい書き順をしっかり覚えてしまえば、それで自然に綺麗で正しいハングル文字がけるようになります。

それにハングル文字を見ればわかりますが、漢字に比べては画数も少ないですし、とても易しいと思いませんか?

また一番最初に触れたようにハングル文字は組み合わせなので、組み合わせるための子音と母音、つまりパーツを覚えてしまえばそれで終わりなんです。

漢字はとても種類が多いです。

長く書いていないと、読める漢字でもいざ書くとなるとどんな字だったか思い出せず、スマホで変換して確認するという事もありますが、ハングルはそんなことはありません。

最初に覚えて定着させるまではすこし大変ですが、こういったポイントを知っておけばとても取り組みやすくなります。

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自分だけで学習するには限界を感じ、効率よくハングル文字を学びたいなら、プロに教えてもらうのがおすすめです。

 

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ハングルを覚えるなら反切表でがおすすめ

では実際にどんなふうにハングル文字を覚えていけばよいでしょうか。

日本語ではあいうえおを覚える時に五十音図を使いましたが、韓国語にもそういった文字を覚えるための表があります。

反切表:반절표(パンジョルピョ)というものなんです。

なんだか掛け算の表に似ていると思いませんか?

左の縦の列には子音が並んでいて、横には母音が並んでいます。

縦と横が交わったところに、それらが組み合わさったハングル文字があります。

この反切表はそれぞれの文字にローマ字表記での発音も書いてあるので、組み合わせたハングル文字の発音も分かりやすいですよね。

左右に書くか、上下に書くかは母音が縦棒の場合は左右に、横棒の場合は上下に書くという事を知っておけば大丈夫です。

まずはこの表を見ながら正しい書き順と発音を練習していきましょう。

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ハングル文字の壁【パッチム】とは?

最後にちょっとだけパッチムについても触れておきます。

パッチムは韓国語を学ぶ上で、多くの人が壁となると言われています。

例えば국という文字ですが、구の文字の下にㄱがくっついています。

これまで紹介したハングル文字の下にもう一つ子音がくっついているんです。

ちなみにパッチムと言う韓国語の意味は「下敷き」です。文字の下にあるので下敷きですね。

一見するとややこしく思うかもしれませんが、これも発音は簡単です。同じようにローマ字の様に読めばいいのです。

ㄱは「K」、ㅜは「U」です。つまり국は「KUK」、カタカナで書くと「クッ」と読めばOKです。

単語として覚えるのは確かに難しいのですが、発音の仕組みは全く同じ。特別に難しく思う必要はありませんね。

韓国語の基本のハングル文字を徹底解説!まとめ

 

韓国語の基本の判事グル文字を徹底解説ということで、どんな発音の仕組みになっているのか、書く時のポイントや注意点は何かなどを調べてみました。

実際に覚えるのは何度も書いたりして練習が必要ですが、仕組みを知っていると覚えるのに近道になるでしょう。

難しくてチャレンジをあきらめかけている人は、是非安心して取り組んでみて下さい。

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