韓国語の俗語・スラング最新版を調査!テレビやSNSで話題の若者言葉やコロナ関連ワードも!
きちんとした正式な言葉ではないけど、若者を中心に流行っている言葉・ワードのことを俗語やスラングと言ったりします。
日本でもどんどん新しい俗語・スラングが生まれています。
韓国ではどうなのでしょうか?
時代の象徴ともいえる俗語・スラング、現在韓国ではどんなものがあるのか調べてみましょう。
韓国語の俗語・スラングって何?
韓国語の俗語・スラングと言えば何があるでしょうか。
얼짱
オルチャン
몸짱
モムチャン
この二つはすっかり日本でも韓国のトレンドに敏感な若を中心に、すっかり定着した言葉ですよね。
짱(チャン)は元々韓国語で「一番!」とか「すごい!」とか「最高」などの意味がある言葉なのですが、それに顔=얼글(オルグル)という意味や、体=몸(モム)を組み合わせている言葉ですね。
얼짱(オルチャン)は顔が可愛い人、綺麗な人、イケメンという意味ですし、몸짱(モムチャン)はスタイルがいい人のことを言います。
日本語だと顔面偏差値などというスラング・俗語がありますよね。
日本語でも韓国語でも決して正式な言葉ではなく、非公式と言うかわかる人の間でだけ使われる俗語ですが、その時々の時代の流行りや関心事を紐づいていて、とても興味深いのも事実です。
頑張って新しい俗語を覚えても、半年や一年でそれは「もう古いなぁ」だったり、「そんな言葉もあったね」と言われかねません。
使われているうちにいち早く覚えて、いち早く使わないとタイミングを逃してしまいます。
世界的な現在の関心事と言えばコロナですよね。
日本でも「三密」や「ソーシャルディスタンス」など関連した新しい言葉がどんどん生まれています。
韓国語でもどんな言葉があるのかを調べてみましょう。
2022年に話題の最新版韓国語の俗語やスラング【1】사회적 거리두기
まずはやはりコロナ関連の韓国語のはやり言葉、俗語からです。
사회적 거리두기
サフェチョ コリトゥギ
これは日本語で言うと「ソーシャルディスタンス」のことですね。直訳すると「社会的距離を取ること」という意味です。
コロナの感染対策の一つとしてとても重要なポイントです。
사회적(サフェチョッ)=社会的
거리(コリ)=距離
두기(トゥリ)=두다(トゥダ)=置くという言葉の名詞形です。
2022年に話題の最新版韓国語の俗語やスラング【2】코로나블루
次もコロナ関連で生まれた韓国語のはやり言葉・俗語です。
코로나블루
コロナブル
これは日本語で言うと「コロナうつ」と同じでしょう。
憂鬱な状態を「ブルー」と言うのは韓国語でも同じ。
コロナの為にブルーになっている状態を言う言葉ですね。
外出の自粛が必要な中で、学校に行けなかったり、家族と会えなかったり、やりたい活動が制限されたり、仕事に大きな影響が出たり。
深刻な状況なやはり世界共通ですね。
2022年に話題の最新版韓国語の俗語やスラング【3】재택경제
次もコロナ関連で生まれた韓国語のはやり言葉・俗語です。
재택경제
ジェテクキョンジェ
これはニュースや社会生活でもよく聞かれる言葉です。
直訳は「在宅経済」となりますが、どんな意味か想像がつく人も多いのではないでしょうか。
日本ではテレワーク、在宅勤務などがコロナでずいぶんと広がりましたが、韓国でもそれは同じです。
재택경제(ジェテクキョンジェ)は、このようにコロナによって会社に出勤するのではなく、自宅でいながらに働いて経済を回すこと、また仕事だけでなく、家から買い物をするという事が増えたことなども含めて表現している言葉です。
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2022年に話題の最新版韓国語の俗語やスラング【4】슬세권
次もコロナ関連で生まれた韓国語のはやり言葉・俗語です。
슬세권
スルセグォン
これはある二つの言葉を組み合わせてできた新しい造語です。
슬세권(スルセグォン)=「슬리퍼(スルリッポ)=スリッパ)」+「역세권(ヨッセグォン)駅近」
「スリッパ」と「駅近」という言葉が組み合わさった「슬세권(スルセグォン)」いったいどういう意味なのでしょうか。
これは「スリッパで行動ができる範囲」という意味で、ごくごく近い場所や例えばちょっとした外出の時に使う言葉なんです。
例えば、家でゴロゴロしているけど少しだけ感触が欲しくなって近所のコンビニに行く、みたいな場所のこと。
これもコロナのせいで外出が出来ないので流行った言葉なんだとか。
ちょっとそこまでコンビニやお使いに行くようなファッションのことを「슬세권 패션(スルセグォンぺション)」と言ったりします。
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2022年に話題の最新版韓国語の俗語やスラング【5】마기꾼
次もコロナ関連で生まれた韓国語のはやり言葉・俗語です。
마기꾼
マギックン
これはあまりいい言葉ではないかもしれません。
先に意味からご紹介すると「マスク詐欺師」という意味の마기꾼(マギックン)。
なぜこんな言葉がはやったのかは、想像がつきますね。
日常生活でマスクをして人に会うのが当たり前になった今、初めて会う人は当然ながらマスク姿です。
マスクを取ったことがある状態を知らないという知り合いがいてもおかしくはありません。
そんなマスクで顔半分が隠れている状態ではとてもかわいい、またはかっこいい人なのにマスクを取ったらそうでもない…そんな人や状態を表す言葉なんだとか。
2022年に話題の最新版韓国語の俗語やスラング【6】깐부
最後はコロナ関連ではなく、日本でも大人気になったドラマ「イカゲーム」がきっかけではやった俗語です。
깐부
カンブ
最初の깐の「カ」の発音は濃音なので、激し目に発音するのがコツなのですが、これは「相棒」や「パートナー」という意味です。
もともとは俗語と言うよりも方言に近い言葉で、韓国の人も知らないという人も珍しくなかったそうですが、イカゲームがきっかけではやった単語です。
主人公のギフンが、イカゲームの中のおじいさんプレイヤーであるイルナムさんに言ったセリフがきっかけです。
使い方としては、何か試合やゲームなどの遊びをする時に仲間のこと。一人だけでなくチームメイトにも使って大丈夫です。
韓国語の俗語・スラング最新版を調査!テレビやSNSで話題の若者言葉やコロナ関連ワードも!まとめ
韓国語の俗語・スラング最新版を調査!テレビやSNSで話題の若者言葉やコロナ関連ワードを調べてみました。
その時代やはやりを表すと言われる俗語、スラングを調べてみると今の関心事がわかるのでとても興味深いですね。
コロナに関連する言葉は、一日でも早く「あんな言葉流行ってたよね、なんだか懐かしい」なんて言える日になって欲しいものです。
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